2014年07月07日

ベトナム紙幣の価値が今なぜどんどん下がっているのか?

vnd.jpg
今ベトナム紙幣の価値がどんどん下がっている。なぜ経済が成長しているはずなのにベトナムの紙幣の価値はさがっているのだろうか?

超簡単に言うと「お金がありすぎるとお金の価値は減る」。当然ながら紙幣が少な過ぎると紙幣の価値は上がる。つまり「希少価値」で価値自体が上がる。実はそれだけだ。じゃあなぜお金がありすぎるのかをさぐればいいのだ。紙幣価値が下がる原因をさぐってみた結果3つの可能性がある事が分かった。

1)紙幣(貨幣)の乱造:
国家財政が破たんし必要な物資や人件費が払えない。そこで紙幣を印刷して(赤字国債を発行して)支払いを行う。市場にはお金が大量に出回るため価値がなくなる。

2)物資の高騰:
騒乱や天変地異(地震、津波、気候不順)などで、天然資源(鉄鉱石、石油)や食糧(小麦、玉蜀黍、米)の値段が異常に高くなると、その他の物資の価格も上昇する。物資というのは国家財産だ。この国家物資が減ると当然「希少価値」が出て来る為に価格は上がる。しかし紙幣価値が下がる。なぜなら国家財産でこの資源の欠乏を埋めなければいけない為に国家が余計なお金を発行しなければいけなくなる。

3)人件費(給料)の上昇:
物価が上がって来るとそれに合わせて人件費を上げなければいけない。それは当然のことだ。物価が上がっているのに毎年同じ給料もらっていては生活ができなくなってしまう。物価が上がり人件費も上がるとお金の価値は下がる。なぜか?これも政府や企業などがより多くのお金を発行しなければいけなくなるから紙幣の価値が減る。

 もっと細かく言うと今ベトナムドンの紙幣の価値は国内でも下がっているし外貨に対しても下がっている。今迄の説明は国内でのベトナム紙幣の価値が下がっているということだったのだが、、、

 では次の説明としてなぜベトナムドンの価値が外貨に対して下がっているのか?それは簡単にいうと諸外国から認められていないからだ。為替事情では次のような計算がなりたつ。

 諸外国からの信用度 = 本国紙幣(ベトナムドン)の価値

 これは為替価値というものだ。今ベトナムドンが外貨に対して価値が下がっているのは諸外国がベトナムドンを買って保有せずにドン紙幣を売っている為に価値が下がってしまったのだ。つまり諸外国がお金をちょっと撤退させてしまった。諸外国がベトナムドンを売ってしまうとベトナムドンの価値が下がる。

 なので為替というのは外国がいかにベトナムを信用できるかにかかっている。最近中国人の嫌がらせでベトナム人が怒るという事件があったがこういうちょっとした事件でも為替は動いてしまう。ベトナムは「危険」だと思ってしまう為に国の信用度が落ちる為だ。

 いろんな国の信用が落ちるようなニュースでベトナムドンの為替価値が落ちてしまうが、ベトナムの経済自体は成長し続けている。なので一時期信用は落ちてドンが下がってしまっても経済上昇とともに信用は回復する。その時為替価値は回復し上がって行く。つまり長期的にみたら為替価値というものは問題が起こるたびに落ちてしまうが経済が上昇してる限り間違いなく回復し上がっていくのだ。

 だからもっと経済の大きな流れを見た方がいい。為替価値なんて国の経済状況や事件などで上がったり下がったりする微妙なものだからそれに翻弄されず国全体が発展してきているかをみればいい。ドンを持っているなら衝動ですぐに売ったりせず持ち続けるべきだ。


posted by 世界放浪異端児BS at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ベトナム紙幣の価値 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。