2014年04月16日

中国の至るところにある「休憩所」事情

中国シンセンにある「休憩所」で宿泊する事にした。ここは本当に便利な所だ。
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 休憩所は、マッサージが出来るようになっているし場所によっては決められた時間帯に軽い中国式バッフェが無料で食べられるようになっている。ボクが今回いった休憩所での出費は全部で180元(約3000円)だった。破格の値段だ。ご飯が2食分無料、中国式マッサージ2時間、無料サウナ、そして宿泊できる個室。




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これが中国式マッサージ個室部屋だ。


  この個室でそのまま宿泊できるようになっている。宿泊所によってプランの内容が違う。軽い中国式バッフェがないところもある。自分が今回選んだ所は休憩所の中でも結構安いほうだと思う。なんせ無料バッフェが2回も食べられるしマッサージ自体が安い。


  ボクはマッサージ師にマッサージ師の給料事情などを遠慮なくきいてみた。基本的に「店」に支払うお金は105元で後はマッサージ師に約60元チップを払い、公衆風呂場の中に居るボーイさんに10元のチップを払う。これはもう決まりのようなものだ。ただ自分が知りたかったのはこのマッサージ師がいくらぐらい稼いでいるのかということだった。


  9時間の時間拘束、1日平均2、3人の客で月収約6000元ぐらいだ。1日4時間〜6時間客をマッサージし続けているというのはかなりのハードワークだ。それでいて月収6000元(約9万8千円)だ。しかも家賃、生活費、食費なども推測して計算してみた。1ヶ月最低2000元の消費はしないといけない。つまり手元に残るのは4000元だ。しかしほとんどの人は田舎の両親や家族関係に「仕送り」をしているのだ。つまり半分仕送りしてると考えても結局自分の手元には「2000元=3万2800円」しか残らない。


  そして彼らは1ヶ月に2回、多くて3回しか休みの日がないのだ。1ヶ月ほぼ休みなしでハードワークをこなしめいいっぱい生活を切り詰めてやっとこさ手に残るのが3万2800円だ。1年間このクレイジーな状況を続けられたとしても1年間で出来る最高貯金額は「約39万円」だ。割に会わなさすぎる仕事だ。しかしこの人たちに選択の余地などない。実はほとんどの中国人にとって月収6000元というのはかなり高い方なのだ。しかしほぼ毎日休みなしで4時間から6時間程の過酷な肉体労働をこなしてまで6000元というお金を得たいという裏には少なくとも「得なければいけない事情」があると考えられる。そしてそれがまさに「家族への仕送り」だ。

  家族の為に若い頃はずっと働いていい年頃になったら故郷へ帰り結婚する。もしくは40歳とかの労働年齢ギリギリぐらいまで働き故郷に帰って家族と暮らす。という2つぐらいの選択肢しかない人たちがほとんどだろう。でもボクは知っている。このマッサージ師たちの中には「株」投資をしている人や「将来的に不動産投資」をしようとしている人がいる。そしてその投資に目覚めていやいや労働をするんではなくこれらの投資に可能性を見いだしている。ちょっと過酷だが実はラットレースを抜け出せる可能性はあるのだ。

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posted by 世界放浪異端児BS at 05:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国シンセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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